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風景
2008 / 04 / 23 ( Wed )
2005年カナダ・テスリンリバー
北方林
 北方林とは、ロシア語では、タイガ(「細い木々の立ち並ぶ黒い森」を意味する)と
 呼ばれ、英語では、ボレアルフォレスト(「北方林」)と呼ばれる森林で、
 北半球北部(北緯50~70度にかけて)を帯のようにぐるりと取り巻く。
 トウヒ類、マツ類、モミ類、カンバ類、ヤナギ、ハコヤナギ類などが、永久凍土、
 極夜、乾燥に耐えて生きている。
 北方林の英語名「ボレアルフォレスト」はギリシャ神話に登場する 「北風の神
 ボレアス」に由来するという。
 近年、森林火災が増えたという。温暖化の影響で、もともと乾燥している
 アラスカの内陸部がさらに乾燥しているからとかいう話も聞く。樹木が燃えて、
 地面があらわになると、永久凍土が溶けて、メタンが発生する。そのガスが   
 また温暖化を促進するという。

今回は、アメリカのアラスカとカナダのユーコンの様々な風景を紹介します。

2003年アラスカグレイシャーベイの海岸山脈
アラスカ・グレイシャーベイの海岸山脈
 南東アラスカは黒潮の影響を受ける。大量の湿気を含んだ暖かい海の空気が
 海岸山脈をかけあがって、雨や雪に変わる。
 年間降水量は4500ミリ以上(アマゾンの熱帯雨林の約2倍。ジュノーの
 年間降水量は約2150ミリ)。
 気候は多湿、黒潮の影響で比較的温暖でもあり、シトカトウヒなどの
 レインフォレストが形成されている。
(2003年アラスカ・グレイシャーベイにて)

2003年アラスカ・グレイシャーベイのジョンホプキンス氷河
ジョンホプキンス氷河
(2003年アラスカ・グレイシャーベイにて)

2006年カナダ・テスリンリバー/ユ-コンの合流点
ユーコンリバーとテスリンリバーの合流点
 青と緑の色が混じるところ。
(2006年カナダ・ユ-コンリバーにて)

2004年カナダ・ビッグサーモンリバー
今はひっそりとした村の跡
(2004年カナダ・ビッグサーモンリバーにて)

2001年アラスカ・バーチクリーク
鬱蒼とした内陸の原野
(2001年アラスカ・バーチクリークにて)

2003年アラスカ・ディートリッチリバー
紅葉の季節
(2003年アラスカ・ディートリッチリバーにて)

2006年アラスカ・フェアバンクスの夕景
たまたま乗せてもらった気球から見た夕暮れ間近いフェアバンクスの風景
 フェアバンクスは、デナリのあるアラスカ山脈とブルックス山脈の間に位置する
 内陸部の町。アラスカの内陸部は、太平洋からの暖かい湿った空気が
 アラスカ山脈にさえぎられ、年間降水量は500ミリ程、空気は乾燥し気温も低い。
 冬は非常に寒く、フェアバンクスでは零下4~50度になることさえ珍しくない。
(2006年アラスカ・フェアバンクスにて)

2004年アラスカ・ノアタックリバー
ブルックス山脈の名も無い山
 8月だが山の上の方には雪が降る。
(2004年アラスカ・ブルックス山脈にて)

2004年アラスカ・ノアタックリバー
カリブートレイル
 ツンドラとは、地下に永久凍土(2年以上連続して凍結している状態の土壌)が
 広がる降水量の少ない地域のこと。「木の無い平原」を意味するサーミ語(から
 取り入れられたロシア語)に由来するという。低温で冬が長く、植物が生長しにくい
 地域を指す言葉でも ある。気温が上昇する夏の間、雪が溶けて雪融け水が
 出来るが、下が永久凍土のために地面に染み込んで消えることもなく、低温の
 ために蒸発量も少ないので、年間降水量がわずか200ミリという砂漠のような
 土地なのに、草本類や蘚苔類、地衣類などが繁殖できる。
 それらを求めてカリブーが毎年、旅を繰り返している。
(2004年アラスカ・ノアタックリバーにて)

2005年ジョンリバー/永久凍土
むき出しになった氷の層
 アラスカの地下には、永久凍土の層が広がっている。浅いところで数10cm、
 深いところで600m以上。場所によって厚さが異なり、存在しない場所もあるが、
 南に行くに従って薄くなり、バローでは約440m、フェアバンクスでは約10mの
 厚さであるという。温暖化で永久凍土が融解すると、強力な温室効果ガスである
 メタンなどを大気中に放出され、温暖化をさらに加速させると考えられている。
(2005年アラスカ・ジョンリバーにて)

1998年アラスカ・デナリ
陽が沈み夜の帳がおりようとしているデナリ
 東西1000kmにも及ぶアラスカ山脈にそびえる「デナリ」(標高20,320フィート
 /6,194メートル)はネイティブの言葉で「高いもの」を意味する。
(1998年アラスカ・デナリ国立公園にて)

けお
大きなクマの足跡が続く
(2005年アラスカにて)
09 : 13 : 26 | アラスカとユーコンの話 | コメント(0) | page top
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