春のハイキングツアーの下見で、然別川の支流へ。久しぶりの陽射しが温かく、夏鳥達のさえずりもにぎやかに響いていました。ルリビタキ、ウソ、ミソサザイ･･･今年もいつのまにか、集まっていたようです。毎春のことですが、嬉しい再会ですね。
足元の枯れ葉の中には、エゾエンゴサクが花開き始めていました。薄紫～青まで、少しずつ花の色にも違いがあって、エゾエンゴサクのお花畑は本当にきれいです。まだ寂しい林床に咲く春の花。控えめな姿ですが、力強いエネルギーを感じます。

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古い倒木の上に、ちょこんと立っていたまつぼっくり。気になって持ち上げてみると、倒木に空いた小さな穴に、上手にはまりこんでいました。この穴に、このまつぼっくり･･･ぴったりすぎて、あまりにもできすぎた風景。この森で暮らす誰の仕業なのでしょう？動物？鳥？いったいなぜ？特別な意味のあることなのか、お洒落ないたずらなのか･･･倒木の前に座り込み、にやにやと思いを巡らしてしまいました。
まさか･･･と思いつつ、ずいぶん前に自分が遊んだ跡だったりしたら、恥ずかしいですね。

シーズンはじめ。トレーニングを兼ねて、東ヌプカウシヌプリを登りに出かけてきました。昨年よりも雪解けは早く、すでに森の林床は白から緑へと変わりつつありました。時々陽が射しこむと、しっとり濡れた緑が輝いて･･･思わずため息が出るほどの美しさ。水分をたっぷりと含んだ緑や土の匂いが、森いっぱいに広がっていました。

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昨晩から強い風が吹き荒れています。ゴーッという大きな音とともに吹き抜ける風の気配に、夜中、何度か目を覚ましました。そして朝、カーテンをあけて、びっくり。茶色く乾いていた庭が、白く雪化粧してました。寒気も入りこんでいるようです。近頃、庭木に訪れる、シジュウカラのペアも、さすがに今日はつらそうでした。
春らしい陽気と寒の戻りを繰り返しながら、本格的な春へと向かう、いつもの4月。でも、被災地だけは温かくあって欲しいと願わずにいられません。

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日に日に雪が消え、雪のなくなった場所から、春の芽生えが次々と･･･。心も身体もじんわりと暖めてくれる春の陽射しのパワー、すごいです。
早速、フキノトウを探しに出かけ、今年も春のエネルギーいただきました。

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